知らないうちにあなたの肌はボロボロ!夏に起こる肌乾燥の対策方法!
2016/08/23
夏なのに肌が乾燥するのはなんで?
今は、そんな方が増えています。
夏は汗をかいたり、皮脂の分泌が盛んになるのになぜなのでしょう?(・・;)

実は、エアコンや紫外線、洗いすぎなどで肌が乾燥しやすくなっているんです。
冬とは少し異なる夏の肌乾燥。
その原因と、乾燥で起こる皮膚疾患、乾燥を防ぐスキンケアについてご紹介します。
◼︎肌が乾燥する仕組み
皮膚の表面は角層で覆われています。
角層は0.02mmのほどの薄さですが、外部の刺激から皮膚を守り、皮膚の内部の水分が逃げるのを防いでいます。
皮脂腺から分泌される皮脂や、汗腺から分泌される汗が混ざり合って皮脂膜を形成、角層の中のうるおいを保っています。
角層と皮脂膜によって、皮膚は保護されているのです。
これを、皮膚のバリア機能といいます。
しかし、空気の乾燥や、洗剤やお湯の刺激、ナイロンタオルの使用などの摩擦等によって、皮脂膜が取れて、角層がダメージを受けると、バリア機能が低下して、うるおいが失われて乾燥してしまうのです。
水仕事が多い主婦、皮脂腺が未発達な子供などは、肌が乾燥しやすいので、とくに注意が必要です。
皮脂の分泌は、性ホルモンの影響を受けるので、女性では40代、男性では50代から皮脂の分泌量が減少します。
◼︎なぜ夏でも肌が乾燥する?
大気が乾燥して、冷たい風の吹く冬に経験する肌乾燥と違い、夏の肌の乾燥とはどのようなものでしょうか?
1番の大きな原因としてあげられるのは、エアコンの使用による室内の空気の乾燥です。
エアコンの吹き出し口から出る風に当たると、その刺激で皮膚の水分が失われていきます。
扇風機の風も同様ですね。
次にあげられるのが、紫外線の影響です。
紫外線を浴びた後は、皮膚で急激な細胞の増殖が始まります。
表皮の一番下の基底層で新しい細胞が作られ、それが有棘層、顆粒層、角層と順番に上に上がり、最後には垢(あか)となってはがれ落ちます。
これを皮膚のターンオーバーといいます。
紫外線の刺激で、基底層での細胞の増殖スピードが通常より速くなると、細胞が不完全なまま作られて、角層に上がってきた時に十分な機能を果たせません。
つまり、水分保持力の弱い角層となってしまうのです。
紫外線(UVA)は、真皮まで届き、肌の弾力や張りを保つコラーゲン繊維やエラスチンも破壊してしまいます。
夏は紫外線が強くなり、肌の露出が多くなるので、紫外線の影響をより強く受けるのです。
他にもナイロンタオルで擦ったり、一日に何度も身体を洗うと、過度に皮脂が洗い流され、角層を傷つけることになります。
◼︎乾燥で起きる皮膚疾患と対処法
皮膚がかさかさして、白くて細かいフケ状のものが付着することがあります。
これが「粉が吹く」という状態で、皮脂欠乏症(乾皮症)といいます。
角層が破壊された状態です。
冬の肌という様子ですが、エアコンや扇風機の当たりすぎ、紫外線の影響などで、皮膚のうるおいが失われ、夏でも皮脂欠乏症になることは珍しくありません。
皮脂欠乏症になると、角層が壊れてしまうので外部の刺激を受けやすくなります。
その治療法は、保湿です。
ワセリン、油分、グリセリンなどが含まれた保湿剤を使用してうるおいを補います。
フケ状の落屑を抑えるには、サリチル酸や乳酸、尿素が含まれるものを使用します。
皮脂欠乏症も、早期に治療を始めれば悪化を防ぎ、早く治すことが出来るものです。
悪化すると、炎症を伴う皮脂欠乏性湿疹になってしまうこともあり、治療には抗炎症作用のあるステロイド外用剤が用いられます。
夏に皮脂欠乏性湿疹にまで至ることはほとんどありませんが、肌が乾燥しているなと感じたら、早めの対処を心がけましょう。
美しい肌を保つことができます(^ ^)
◼︎夏の乾燥肌を防ぐスキンケア
皮脂と角層を守ることが大切です。
次のことに気をつけましょう。
・入浴時にナイロンタオルで擦りすぎない(摩擦で角層が痛む)
・過度に石けんを使用しない。使用後はきちんと洗い流す
・入浴はぬるめのお湯(お湯が熱いと肌がかゆくなる)
・室内の空気を乾燥させすぎない。エアコンや扇風機の風に当たりすぎない・紫外線対策をきちんと行う
肌が乾燥しやすい人は、夏の間も保湿剤を使用することをオススメします。
それほど酷くなければ、ベタつきの少ない保湿剤を、気になる部分に使うと良いと思います(^ ^)
肌の乾燥は冬場のものと思いがちですが、夏だからこその理由で、肌が乾燥してしまうことがあります。
過ごす環境や生活習慣、スキンケアに少し気を配って、肌乾燥を防ぎ、健康で美しい肌を保ちましょう(^ ^)