突然金属アレルギーの症状が！その原因と対処法！
突然金属アレルギーの症状が！その原因と対処法！
いつもしている指輪やピアス。
いままでは何ともなかったのに、急に痒くなったり、いきなり被れたという方はいませんか？
意外に知られていませんが、金属アレルギーは突然起こるものなのです。
今回は、金属アレルギーの原因と対処の方法、アクセサリーの選び方について見ていきましょう♪
金属アレルギー
突然金属アレルギーになる？
もともとの体質や過剰に触れる事により拒絶反応が起きる場合があります。
汗に溶けだした金属イオンが、体内に入り込むと異物と判断した免疫の働きにより攻撃されます。
その攻撃が、アレルギー反応となってしまうのです。
これはピアスやネックレスなどのアクセサリーでもそうですが、歯医者さんで虫歯治療した際に使われる詰め物に反応してしまうこともあります。
また、突然反応が出てしまうのは、許容範囲を超えた場合であることが多く、厄介なのは、 一度反応が出ると治らないので、一生付き合っていくことになるということです。
症状
例えば、ネックレスの金具部分があたる首元だけ、 汗疹のように赤く痒くなってしまったことはありませんか？
これは金属アレルギーによるものかもしれません。
ピアスは、穴の周りが被れる、赤く痒くなる、時にはジクジクしてくる事もあります。
このような症状が出た場合は、ピアスを外し炎症している耳たぶを休めて下さい。
無理して付け続けるのは悪化するため、避ける事をオススメします。
アレルギーが起きやすい金属
アレルギーが起きやすい金属はいくつかあります。
・ニッケル
・コバルト
・クロム
・銅
・亜鉛
・水銀
などが主にあげられます。
これらは、アクセサリーや時計、下着の金具、ベルトのバックルなどにも良く使われているので注意が必要です。
アレルギーを起こしにくい金属
アレルギー反応が出にくい金属は
・金
・銀
・白金
・プラチナ
・チタン
・ステンレス
などがあげられます。
しかしこれらは、絶対に起きないわけではなく、起こりにくい金属と言われています。
シルバー９２５
よく見る表記です。
シルバーだから大丈夫と思いがちですが、これは ９２．５％がシルバー、残りは他の金属で合成されている合金と言われるものです。
合成される金属がアレルギーを起こしやすいと言われる金属を使っている事が多いので、アレルギー反応が出てしまう事があります。
アクセサリー選び
アレルギー体質の方は、アレルギーを起こしにくいと言われる素材かをチェックする事が大切です。
金やプラチナは高価で手が出しにくい場合も多いと思います。
そんな時は、チタンやステンレスなど安価なものもありますので、そちらもオススメです。
また、注意したい物としては、コーティングされているものです。
よくＫ１８コーティングなどの、表面を金で覆ってあるものは中がニッケルなどの場合が多いので、これもアレルギー反応が出てしまう場合があります。
合金も同じで合成されている金属がわからないので、よく見て買うことをオススメします。
いかがでしたか？
金属アレルギー対策としては、接触しない事が一番ですが、触ったからと言ってすぐに反応が出るものではない為、必要以上に怖がることもありません。
もしも反応が出てしまった場合には、皮膚科で合わない金属を調べられるアレルギー検査をする事もオススメです。
また、金属アレルギーは遺伝する事もあります。
両親が金属アレルギーを持っている場合には、今は反応が出ていなくても注意したほうが良いでしょう。
夏場や汗をかく時などは、反応が出やすいので特に気を付けましょう。
