ポケモンGO 東京・お台場にラプラス出現でトラブル相次ぐ
今月18日、東京・お台場に珍しいポケモン『ラプラス』という出現することの少ないキャラクターが現れるという情報がネットで流れた。
珍しいポケモンを捕まえようと、数百人ものユーザーが殺到。
車道に飛び出したり、信号無視をしたりなどのトラブルが相次いでいた事が明らかになった。
先週末に、スマートフォンゲー「ポケモン GO」のトラブルを報告したツイートが相次いだため、警視庁・東京湾岸警察署は9月20日に運営元のNianticに対して、同署の管内で発生しているトラブルの現状を伝え「安全性とモラルを重視した運営を求めた」という。
湾岸署によると18日、管内に珍しいポケモン「ラプラス」が出現し、数百人ものプレイヤーが押し寄せ、信号無視、車道への飛び出しなどのトラブルが発生。
更には、徒歩では通行できないレインボーブリッジに進入しようとしたりなど、同署が交通整理など対応に追われ、交通上、危険な状態が発生したという。
この事態を受け、20日にNianticの責任者を署に呼び、『ユーザーが無断で私有地に立ち入るなどして、110番通報が相次いでいる』などの実態を説明し、運営の改善を求めた。
ただ、ポケモンを出現させないようにするなどは要請していないという。
ポケモンGOのユーザーによる交通トラブルは全国でも相次いでおり、7月末には全国のJR・私鉄や高速道路会社が、線路や高速道路上にポケモンを出現させないよう運営元に要請したほか、今月15日には、大阪府などが交通量が多い道路にポケモンを出さないよう求めるなど、規制の動きが広がっている。
運営会社は、プレーヤーには法令、ルール、マナーを守り、安全に遊んでいただくように注意喚起をはかっていきたいとコメントしている。
