秋分の日って何をする日か知ってますか?
2016/09/22
今日は秋分の日ですね。
秋の行楽シーズンには嬉しい国民の祝日なので、お出掛けする方も多いのでは?(*^^*)
ところで、秋分の日がなぜ国民の休日なのか?
そもそも秋分の日とは何なのか?
その理由や由来を知っている人はどれ
くらい居るのでしょう?(・・?)
そんな今回は、知っているようで意外と知らない『秋分の日』についてご紹介していきます♪
秋分の日
秋分は『しゅうぶん』と読みます。
秋分の日=祝日と覚えている方も多いと思います。
近年では、秋分の日の前後を秋の連休(シルバーウィーク)と呼び、ゴールデンウィーク同様に出掛ける方も増えているようです。
秋分の日の時期
国立天文台が作成している「暦象年表」に基づいて閣議決定された翌年の秋分の日が、毎年2月の第一平日に発行される官報に公表されます。
国民の祝日は、あらかじめ月日が決まっていますが、秋分の日はそうではなく、公表される際には「秋分日」と記載され、月日は伏せられています。
また、秋分の日はとても複雑な計算式の上で求められていて、毎年決まった日付ではありません。
同じ月日が続く年があったとしても、必ずしも毎年同じでは無いのです。
秋分の日が毎年違う理由は、うるう年と同じような原理が働いていること。 つまり、1年がきっちり365日ではないということが、要因です。
ちなみに、
・2016年は9月22日
・2017年は9月23日
これも、未来の秋分の日に関しては国立天文台が計算上予測した日付であり、閣議決定されているわけではありません。
そもそも秋分の日とは
1948年に公布・施行された「国民の祝日に関する法律(祝日法)」によって制定されたもので、「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。」と、定められています。
秋分の日と深い関わりがあるのが、秋のお彼岸です。
秋分の日は、秋のお彼岸の中日(ちゅうにち)にあたります。
そして、秋分の日を中日とした前後3日間(計7日間)を秋のお彼岸と言い、、墓参りや法会(ほうえ)と呼ばれる先祖供養の法要を行います。
古来日本ではお彼岸の時期に、自然や祖先に感謝をする習慣があったとも言われています。
そのあたりから、自然の恵みに感謝すると共に、ご先祖様に感謝するという風習が根付いていたのかもしれませんね。
また、秋分の日は、昼と夜の長さが同じという日でもあります。
昼と夜の長さが同じという事は、太陽が真東から昇って真西に沈みます。
仏教の世界では、西には極楽があると言われており、真西に太陽が沈む秋分の日は仏様に祈りを捧げるのに最適な日とされました。
お彼岸として先祖供養の日となったのには、こんな意味や由来があったのです。
秋分の日の意味や由来が少しはお分かり頂けましたでしょうか?
普段何気なく過ごしてしまう秋分の日も、この機会に先祖を敬って、供養するという心を持って過ごしてみてはいかがですか(^ ^)