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あなたの点眼方法は大丈夫?正しい目薬のさし方と注意点!

突然ですが、あなたはどのように目薬を使っていますか?

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たとえば、あなたは目薬をさした後、目をぱちぱちさせていませんか?

実はこれNGな点眼方法なんです!

このように身近なものほど正しい使い方を知らないもの。

目の不快な症状、治ったと思ったのに繰り返す、症状はあなたの目薬の使い方が間違っているからかもしれませんよ。

 

そこで今回は、正しい目薬の使い方について見ていきたいと思います♪

 

 

 

正しい目薬のさしかた

目薬の効果を最大に発揮するには、正しい目薬のさしかたをすることが重要です。

 

目薬前には手を洗う

私たちの手、実は雑菌でいっぱいです。

その手で目を触ったり、目薬を触ってしまったら、雑菌が付着してしまいます。

目薬をさす前には、しっかりと石鹸で手を洗ってから使用するようにしましょう。

 

 

目薬をさす時の注意点

手を洗ったら点眼OKです。

ここで、注意することを見てみましょう。

 

 

目やまつ毛などに目薬の先がつかないようにする

目薬の容器の先を目に近づけすぎると、涙や目ヤニ、雑菌が付着してしまいます。

雑菌が付着すると、目薬を点すたびに雑菌が目に入ることになってしまうのです。

 

目薬をさすのが苦手な人は、こぶしを作って頬に置き、その上で手がブレないように固定してから、目薬を点す方法をオススメします。

また、目を瞑ってしまうという人は、下まぶたをめくって点眼するようにすると、上手にさすことが出来ます。

 

 

目薬は1滴

皆さんは目薬を何滴さしていますか?

よく何滴もさす方を見かけますが、実は目薬は1滴で十分なのです。

目薬は点眼後に涙と混じりあい、まぶたの下にある涙袋へと浸透、涙袋から目の奥にまで浸透していきます。

涙袋はとても小さく、沢山点眼しても目からあふれ出したりして無駄になるほか、鼻の方に流れて体に入ると、副作用を起こす原因にもなってしまうのです。

 

 

目薬をさしたら目をつむる

点眼後、瞬きを繰り返す人がいますが、瞬きをすると目頭の奥から鼻につながってる管に目薬が流れてしまうので、オススメできません。

点眼後は、目を閉じて、軽く目頭を抑えることで、目薬の成分が目の奥に浸透しやすくなり、効き目が現れるようになります。

 

 

あふれ出た目薬は拭きとる

目からあふれた目薬は、ティッシュなどで優しくふき取りましょう。

目薬の種類によっては色素沈着などの原因になりますので、注意が必要です。

 

 

その他の注意点

保存期間

目薬の保存期間は、成分や防腐剤の有無などで変わりますが、開封前で最長3年程です。

開封後は1~3か月となります。

保存期間がまだ残っていても、液体の様子が変化したり、ゴミが入ったりした場合には使用せず破棄するようにしましょう。

※記載されている期間はあくまでも目安ですので、製品に記載されている使用期限を守るようにしましょう。

 

 

保存場所

目薬を保存する際は、目薬の注意書きで指定された場所を優先して保管してください。

特に注意書きなどがなければ、冷暗所で保存しましょう。

冷蔵庫などに入れる方が多いと思いますが、それでも問題はなさそうです。

ただ、漏れ出していたり、凍ったりしないように注意をしましょう。

 

 

さしすぎはダメ

目薬のさしすぎはNGです。

処方されたものの場合は、医師の指示に従うこと。

市販薬の場合にも、注意書きに従って下さい。

注意書きが書いていない場合は、多くても5~6回にしておきましょう。

 

目薬のさしすぎは、ドライアイの悪化や、眼圧を上げてしまうことにも繋がり、最悪の場合は失明に至ることもあります。

 

 

他人の目薬は使用しない

「目薬ちょっと貸してくれる?」なんて事もあるかもしれませんが、他人の目薬を使うはやめましょう。

もったいないと思うかもしれませんが、新しい目薬を買ってさすようにして下さい。

 

 

点眼後すぐに寝ない

寝る前に目薬を点す場合は、出来るだけ寝る30分程前、遅くとも5~10分前には点眼するようにしましょう。

涙は、起寝ているときに停滞する傾向にあるので、薬の成分が長くとどまり目の刺激になる恐れがあります。

注意してください。

 

 

目薬を複数使用する場合

花粉症やアレルギーで点眼する場合には、複数の目薬が処方される事も多いと思います。

そんな場合は、1つ目をさし終わって、2つ目の目薬をさす前に、5分程のインターバルを開けて点眼するようにしましょう。

 

目薬をさしてから、5分くらいで目薬は浸透すると言われています。

複数の目薬を一度に点眼すると、1回目の目薬が流れてしまって効き目が無くなってしまうのです。

 

 

コンタクトレンズの場合

基本的に、コンタクトレンズは目薬が入ることを想定して作られてはいません。

コンタクトレンズを付けたまま点眼可能の目薬が出ていますが、そのような表記のないものは、コンタクトレンズへの色素沈着などを防ぐためにも、外してから点眼するようにしましょう。

また、コンタクトレンズを付ける場合は、点眼後5~10分ほどインターバルをおいてから付けるようにしましょう。

 

 

 

いかがでしたか?

あなたの点眼方法は、間違っていませんでしたか?

目薬の正しいさし方や、注意点は知っているようで意外と知らないものです。

目は一生ものですので、目薬の取り扱いには十分注意しましょう。

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