AB型が献血で歓迎される?あまり知らない意外な理由!
2016/07/19
みなさん献血に行かれた経験はお持ちですか?
今、「AB型」の血液型が献血で特に歓迎される!その理由が話題になっているようです!
AB型の割合は、日本人口の約10%という、人数の少なさから歓迎されているのかと思ったら、どうやらそれだけではないようです。
元々の人数が少ないAB型だからこそ尚更、歓迎されるんですね!
では、そもそも骨髄・骨髄移植とは何なのか、詳しく見てみましょう(^ ^)
骨髄は骨の中心部にある、血液(白血球、赤血球、血小板)を造っている大切な組織です。
白血病など、何かの理由で変調をきたした骨髄の中にある骨髄液(正確には造血幹細胞)を、健康なドナーのものと入れ替えるというのが骨髄移植です。
骨髄移植後は血液型が変わる?
この話は聞いたことがある方もいらっしゃると思います(^ ^)
血液を造る元となる骨髄液が変わるという事は、当然造られる血液も変わるので血液型まで変わってしまう可能性があるということなのです。
骨髄移植後は、血液に含まれる血小板の輸血が必要になります。
しかし、血液型が定まっていない状態で合わないものを輸血してしまうと、血が固まってしまうなど副作用がでてしまう危険性があります。
なので他の血液型の血小板に対応できるAB型の血液が、特に必要になるそうです。
因みに混同されがちですが、普通の輸血で他の血液型に対応できるのはO型。血小板の輸血に対応できるのはAB型です。
こんな理由でAB型の血液が求められているなんて、知りませんでした(・・;)
血液型に関わらず、献血に協力出来るとたくさんの方のお役に立てますね(^ ^)
今は献血ルームもキレイで快適に過ごせる様ですよ(^o^)