髪が傷む原因は毎日の生活に潜むアレだった!?
2016/09/05
突然ですが、あなたの髪は健康ですか?
パーマやカラー、ドライヤーなどで髪の毛が痛んでるなと感じている人は、とても多いのではないでしょうか?
しかし、原因を知っている人は少ないと思います。
今回はその痛む理由と原因を見ていきます。
しっかり勉強して美髪を手に入れましょう♪
なぜ髪は傷むの?
パーマやカラーをした後や、海に行った後、毎日ヘアアイロンを使っているなどで、髪の毛がパサついてまとまらない、 引っかかるなどの悩みを持っている人は多いのではないでしょうか?
髪がダメージを受けると
⚫︎キューティクルがはがれます。
⚫︎内部のタンパク質が流出し、熱による変性を起こします。
⚫︎毛髪内部の水分調節が出来なくなります。
水分調節が出来ないと髪の毛は乾燥してパサパサ、引っかかったりして枝毛や切れ毛の原因にもなります。
健康な髪は、表面のキューティクルが綺麗にうろこ状に並び、 内側の水分を外に逃がさないようバリアされています。
つまり、表面のキューティクルや内部のタンパク質などが、健康でないと水分を保持出来ないわけです。
髪はどんな時ダメージを受ける?
パーマやカラー
パーマやカラーは髪内部のタンパク質に薬液を働かせる為、必ずといっていいほど「アルカリ剤」というものが入っています。
アルカリ剤は、表面のキューティクルなどのタンパク質を膨張させる効果があり、 キューティクルを開かせることで、中に薬液を送り込みます。
その為、アフターケアをしっかりしておかなければ、 キューティクルが開いたままとなり、そこからタンパク質が流出してしまいます。
これが痛む原因です。
紫外線
髪も肌と同じように日焼けします。
欧米人の髪と違い、日本人は黒髪で、紫外線を吸収するメラニン色素が多いので、防御力が高いと言われていましたが、髪は再生しないため、ダメージが蓄積されます。
また、ヘアカラーの普及などで毛髪のメラニン色素は近年減少傾向にあり、キューティクルは剥がれやすく、 紫外線の影響を受けやすくなっています。
大量の紫外線は、キューティクルに穴(キューティクルホール)を開け、 そこからダメージが進行していきます。
熱(コテ、ドライヤー、アイロン)
ドライヤーなどによる熱のあてすぎも、髪にダメージを与えます。
髪に高温がかかりすぎると、 髪は「タンパク変性」を起こします。
タンパク変性とは…髪の内部のタンパク質が熱によって、硬くなってしまうこと。
これにより、パーマがかかりにくくなり、カラーも染まりにくくなります。
例としてはゆで卵です。
ゆで卵は、一度熱を通して白く固まってしまうと、 元の生卵の状態に戻すことは不可能。
髪も同じで、一度熱によって内部が変化すると、元の状態に戻すのは不可能なのです。
ブラッシングなどの摩擦
乾燥している髪は特に表面の脂分が少なく、キューティクルもケバだっています。
なので、外部からの刺激にも敏感です。
強い力でブラッシングするとキューティクルがはがれ、ダメージの原因となります。
シャンプー剤
洗浄力の高いシャンプー剤を使うと、必要な成分まで抜けてしまう恐れがあります。
化学合成されたシャンプーはタンパク変性も起こしてしまいますよ。
当てはまるものはありましたか?
髪へのダメージの主な原因は、毎日の生活の中にあるものばかりです。
他にもたくさんありますが、髪が傷んでいると言う方の多くは、どれかに当てはまっているのではないでしょうか?
正しい知識と自分のダメージの原因を知って、ヘアケアを改善、継続させることで、美髪を手に入れましょう(*^^*)