スクラブ洗顔ではニキビは治らない？その使い方とお手製スクラブ！
2016/09/10
あなたはスクラブ洗顔料で洗顔をした経験はありますか？
スクラブ洗顔料で洗顔すると、表皮の皮脂が綺麗に取れ、洗い上がりがサッパリしますよね♪
スクラブ洗顔料は、古い角質層を取り除いたり、角栓など毛穴の詰まりを取り除く効果が期待出来るので、頻繁に愛用しているという方も多いのではないかと思います。
しかし、ときには肌に対して逆効果をもたらしてしまうこともあります。
正しく使えば、メリットの多いスクラブ洗顔料ですが、逆効果になってしまうのはどんなときなのでしょうか？
スクラブ洗顔の効果
お肌のクレンジング
クレンジング剤や洗顔料では落しきれない毛穴汚れのクレンジングに役立ちます。
また、古くなった角質を取り除く効果も期待することが出来るので、肌のターンオーバー周期の正常化にも効果的です。
市販されているスクラブ洗顔料のスクラブには、植物の種子やコンニャクなどがあり、肌の状態を整える役割を持っています。
ニキビには良くない？
毛穴の汚れを落とすと聞くと、ニキビに悩む方や吹き出物に悩む方は、使いたくなるのではないでしょうか？
確かに、ニキビや吹き出物の原因には毛穴の汚れや皮脂の過剰分泌などがあります。
しかし、ニキビや吹き出物が出来る原因は、これだけではありません。
たとえば、ホルモンバランスの崩れや寝不足、過度のストレスなどで、身体の内部に問題が発生して起こるニキビや吹き出物もあります。
身体の内部の問題でニキビや吹き出物が出来ている場合には、スクラブ洗顔などの外部ケアを行う前に、内部の問題を解決する必要性がありますね。
更に、ニキビ肌や吹き出物肌はとても敏感で、少しの刺激に対しても過敏に反応して症状を悪化させてしまうこともあるので、敏感肌と同様のケアが必要になります。
ニキビや吹き出物の原因となる事が、生活の中にないかどうか、確認してみましょう。
また、毛穴詰まりや皮脂の過剰分泌が原因でも、いきなりスクラブ洗顔を行うことはオススメしません。
いきなり使うと、肌は余計に皮脂分泌を増やして、肌トラブルから解放されることはなくなってしまいますよ(･･;)
目に入った時の対処方法
スクラブ洗顔につきもののトラブルです。
ときには痛みを感じることもあります。
無理に目をこすると、大切な角膜を傷つけてしまう可能性がありますので、決してこすらないで下さい。
万が一、目に入ってしまったときは、速やかにぬるま湯(流水がベスト)で洗い流しましょう。
それでもスクラブが流れなければ、眼科で洗浄を行ってもらうことをお勧めします。
いったん傷付いた角膜は元の状態に戻すことが非常に困難ですので、スクラブ洗顔を行う時は、目に入らないよう、十分に注意してください。
特に、植物の種子がスクラブの役割をしている洗顔料が目に入った場合には、自身で洗い流すことはなかなか出来ないので、迷わずに眼科へ直行してください。
簡単！手作りスクラブ
スクラブ洗顔料を使用する時の注意点としては、ニキビ肌や吹き出物肌の方はいきなりの使用を避ける、力を入れてこすらない、目に入らないように注意をする、これだけです。
また、お肌にトラブルを抱えている方おススメしたいのが、砂糖をぬるま湯で軽く溶いたお手製スクラブです。
塩スクラブが肌に良いという話はよく耳にしますが、塩粒は粗く、ぬるま湯に溶け切れない粒が肌へ負担を与えることもあります。
シュガースクラブレシピ
材料
●お砂糖
甜菜糖がお肌になじみやすいです。
なければブラウンシュガーか白砂糖でOKです。
●ココナッツオイル（またはオリーブオイル）
バージンココナッツオイルやオリーブオイルは成分が人の体脂に似ています。
天然の植物性オイルは外的刺激に対する肌のバリア機能を高めてくれます。
砂糖の一粒一粒は角ばっており、そのままこすると肌への刺激が強すぎます。
植物性オイルははだと砂糖のクッションになって効果が肌全体に均等にいきわたるようになります。
●エッセンシャルオイル
これはお好みです。お家にあるアロマオイルでも良いですよ。（なるべく純度の高いものがいいです。
作り方
お砂糖とココナッツオイル（またはオリーブオイル）を１：１の割合で混ぜ合わせます。
エッセンシャルオイルはお好みです。
入れられる方は１～２滴を混ぜ合わせてください。
これだけで完成です。
使い方は、お肌に優しくなじませるようにしてマッサージします。
少し放置してさっとぬるま湯で洗してください。
家庭で簡単に実践できる砂糖スクラブ、ぜひおためしください(^o^)/
スクラブ洗顔の頻度
基本的には週2回までです。
たとえ、手作りスクラブを使用しても、お肌に与える負担が軽減できるというものではありません。
スクラブ洗顔ばかり行うと、肌のバリア機能が壊れてしまい、皮脂分泌が多くなります。
美肌を目指すのに、こまめなお手入れをしたい方は多いとは思います。
しかひ、お肌をいじりすぎしまうと、逆にトラブルを招く可能性もありますので、必ず守って使用して下さいね。
