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あなたは大丈夫?美容液の効果を引き出す使い方

2016/10/20

あなたは大丈夫?美容液の効果を引き出す使い方

 

美容液には、色々な種類があります。

 

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そのほとんどが、ニキビ・保湿・美白・エイジングケアなどを主な目的としています。

しかし、せっかく美容液を使っても、正しい使い方をしなければ、その効果を十分に実感することは出来ません。

そこで今回は、美容液の正しい使い方や順番について見ていこうと思います。

 

基本の順番

スキンケア化粧品を使う基本的な順番としては、洗顔後に化粧水→美容液→乳液→クリームが基本となります。

同一ブランドを揃えて使う「ライン使い」に関わらず、この順番で使うことが基本です。

 

洗顔後は、油分が少なく、水溶性の割合が多い化粧品から使う方が、お肌に浸透しやすいです。

油分の多い化粧品をから使うと、後から使った水溶性の割合が多い化粧品ご、お肌に浸透せず本来の効果が発揮出来ません。

なので、美容液を使う順番の基本は、「化粧水の後」「乳液の前」です。
ただし、美容液によっては、違う順番で使う場合もあるので、その場合はメーカーなどの説明に従ってください。

 

美容液の基本的な使い方

手の平に適量とる

目元や口元などの集中ケア美容液は、直径1cm程度。

顔全体に使う美容液は、直径2cm程度を基本とし、増減して下さい。

 

内から外、下から上

美容液を顔の数箇所につけ、内側から外側へ、下から上へ馴染ませます。

特に、気になる箇所がある場合には、重ね付けして下さい。

 

やさしく押さえる

顔全体を両方の手の平で包み込むようにして、やさしく押さえます。

目元や口元など皮膚の薄いデリケートな部分は、指先で優しく押さえて下さい。

なお、摩擦が大きいとメラニンの蓄積の原因や、真皮を壊すリスクもあるので、決してお肌が動くほどの強い力で擦らないようにして下さい。

年齢が上がるほど、メラニン蓄積や真皮を壊してしまうリスクは高まるので、美容液は優しくつける事を意識しておきましょう。

 

保存方法と使用期限

基本的な保存方法は、温度が急激に変化しない場所に置いておくことです。

極端に温度が高くなる場所、または低くなる場所は避けましょう。

直射日光の当たる場所も避けてください。

美容液によりますが、冷蔵保管など特殊な保管が必要な場合もありますので、メーカーや販売会社の説明や注意事項をよく読んで下さい。

 

使用期限は、特に記載の無い場合には、未開封の場合で3年が目安となります。

それより使用期限が短い場合は、記載されていますので、記載の期間に従って下さい。

 

また、開封後は、美容液の使用期間内に1~2ヵ月程度プラスした期間を目安に使い切ることをオススメします。

例えば、2ヵ月程度で使い切る美容液なら3~4ヵ月が目安です。

防腐剤などが配合されていない美容液は例外ですので、注意が必要です。

 

オススメの使い方

使い方のポイントを見て行きましょう。

 

少量でも毎日継続的に

何か特別な日の前だけに使う、間を空けて使うという方もいらっしゃると思いますが、美容液は、少ずつでも毎日使う方が効果的です。

美容液に含まれている成分は、全て短期的に効果をもたらすものではない為、継続して使用する事で効果を発揮します。

 

お肌が湿った状態で

乾いたお肌にそのまま美容液を塗っても、浸透せず本来の効果を発揮できません。

入浴で身体を温めたり、蒸しタオルを使ったりして、毛穴が開いた状態にしてから美容液を使用しましょう。

身体や顔を温めることで、血行や代謝も良くなりますので、温めてから使いましょう。

 

浸透タイムは短く

化粧水やローション系の化粧品などを使った後は、美容液をすぐに使って下さい。

化粧水の浸透タイムとして時間を空ける方もいますが、基本的には不要です。

美容液は保湿成分が凝縮しており、与えた水分をキープすることが目的ですので、化粧水の浸透タイムを取り過ぎると、補った水分が蒸発してしまうので、すぐに美容液をつけましょう。

 

複数使いには注意

乾燥、しみ、しわ etc… 年を重ねる毎にお肌の悩みは複雑になります。

その悩み毎に、数種類のエイジングケア美容液を使う方も多いかもしれませんが、必要以上に何種類もの美容液を使うことはオススメ出来ません。

お肌には許容量があり、多くの種類の美容液を使っても、全て浸透するとは限らず、多くの美容液で同じ基本成分が使われており、同じはたらきの成分を重ねてしまうことになってしまうからです。

 

どうしても複数使いたい場合には、「美白」と「保湿」など、目的が違って、尚且つ成分が重複していないものを選んで下さい。

この場合、先に使うのは水溶性成分の多い美容液にしましょう。

 

また、朝と夜で使い分けたり、顔全体用と目元・口元専用などの集中ケア用を組み合わせるのも効果的です。

 

脂性(オイリー)肌

脂性(オイリー)肌の方は、Tゾーンに皮脂が多すぎる場合がありますので、Tゾーンを避けて使ったり、あるいは薄く塗るなどの工夫しましょう。

また、美容液にも油分が少ないサッパリタイプもあるので、ご自身のお肌にあったものを選びましょう。

 

肌荒れ時は使わない

お肌の状態が良くなかったり、肌荒れしている場合は、一旦、美容液を使うのを控えて下さい。

お肌のバリア機能が弱っている事が多いので、美容液で栄養を与えると負担の方が大きくなります。

まずは、洗顔から見直して、原因を突きとめ、シンプルなスキンケアに戻してみて下さい。

状態が良くならないようでしたら、早めに医師などの専門家に相談することをオススメします。

 

美容液に化粧水を混ぜる

美容液に化粧水などを混ぜると、成分によっては分離してしまうことがあるため、混ぜることはオススメ出来ません。

しかし、濃厚すぎてベタつきが気になる美容液もありますよね?

そんなときは、混ぜて使っても大丈夫かメーカーに確認することをオススメします。

あなたの普段の美容液の使い方は、効果的な使い方でしたか?

 

エイジングケア美容液など、高価な美容液も、使い方や順番を間違うと、それだけで本来持っている力が発揮されない事もあり、とても勿体無いですよね。

美容液を正しく使うことは、お肌の為にもとても大切です。

 

これを機会に、洗顔からのプロセスを見直して、美容液の効果的な使い方を実践してみてはいかがでしょうか。

また、ランキングや口コミだけに頼らずに、ご自身のお肌の状態にあった美容液を選んで使うことも大切ですよ。

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