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背中ニキビは、男性ホルモンとカビで出来る!?原因とケアをご紹介!

2016/11/11

背中ニキビは、男性ホルモンとカビで出来る!?原因とケアをご紹介!

背中にプツプツと、できものの様なものが出来てしまった経験ありませんか?

 

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実はこの正体、背中ニキビです。

背中ニキビはなかなか見えないので、出来ていることさえ気づかずに、悪化させてしまうことが多くあります。

 

さらに、背中ニキビが出来る原因は顔のニキビと違い、なんと、男性ホルモンとカビだったんです!

 

今回は、背中ニキビの原因と言われる男性ホルモンとカビについて、背中ニキビのケアについても詳しくみていきましょう♪

 

 

 

背中ニキビ

背中ニキビの原因は、男性ホルモンとカビという話をしましたが、本当なのでしょうか?

 

原因

カビや男性ホルモンだけではなく、皮脂の過剰分泌、毛穴の詰まりなど、日常生活の些細な所にまであります。

 

背中ニキビが出来る原因は、以下のようになります。

 

・男性ホルモン

・背中ニキビの原因菌はカビ

・皮脂の過剰分泌と毛穴の詰まり

・日常生活

 

では、詳しくみていきましょう。

 

 

男性ホルモン

原因の一つに、男性ホルモンが過剰に分泌される事による、ホルモンバランスの乱れがあります。

 

これは、顔に出来るニキビと背中ニキビのどちらにも影響を及ぼします。

男性ホルモンが過剰に分泌される事で、皮脂分泌を促進、肌の角質を増やして毛穴を詰まらせるので、ニキビが出来てしまうのです。

 

ストレスや、睡眠不足などの緊張状態が続く事で自立神経が乱れ、交感神経が優位になってしまうことから、男性ホルモンの過剰分泌が起こります。

 

交感神経は運動や活動したり緊張する神経で、おもに昼間働き、副交感神経は、昼間の疲労を回復し、リラックスする神経で、夜に働きます。

しかし、緊張状態が続いてリラックスができない場合には、交感神経が優位なので、男性ホルモンの影響が出ます。

 

 

生理前

よく女性は生理前後になると、ニキビが出来やすくなりますが、それもホルモンバランスの乱れが原因です。

 

生理前後に分泌される黄体ホルモン(プロゲステロン)は、いわゆる生理痛などの不快症状や、肌荒れやニキビを引きおこします。

 

実は黄体ホルモンは、男性ホルモンと似た働きをするのです!

そのため生理前後は、気持ちがイライラして緊張状態になり、皮脂の分泌も盛んになり、毛穴も詰まる事が多く、不快症状が酷くなるのです。

そのような事が引き金となり、ニキビが出来やすくなります。

 

女性の場合には、この時期は特に注意が必要です。

 

 

 

カビの正体

背中ニキビの原因は、顔とほぼ同じですが、菌の種類が違うのが大きな特徴と言えます。

 

顔にニキビが出来る原因菌はアクネ菌。

正式名称はプロピオバクテリウム・アクネス。

アクネ菌は、健康な人の身体に存在する細菌(微生物)で、腸内や、口の中、皮膚表面などに生息、病原性微生物の繁殖を抑えるような役割を持っている常在菌です。

 

アクネ菌は、皮膚を守ってくれる大切な菌ですが、空気が入らず、皮脂が多く毛穴の詰まっているところが大好きなので、毛穴に入ると炎症を起こしてニキビが出来ていまうのです。

 

一方、背中や身体に出来るニキビの原因菌は、マラセチア真菌というカビの一種で、フケの原因にもなる菌です。

 

マラセチア菌には

・マラセチア・ダーマティス

・マラセチア・シンポディアリス

・マラセチア・グロボーサ

・マラセチア・ファーファー

・マラセチア・レストリクタ

の5種があります。

 

この中のマラセチア・ファーファーが背中ニキビを作る原因となる菌です。

マラセチア真菌もアクネ菌と同じ常在菌で、皮脂が多く毛穴の詰まっているところが大好きなので、毛穴に入り込んで炎症を起こします。

 

 

マラセチア真菌で出来る背中ニキビは、アクネ菌のニキビとは違い、かゆみや痛みを伴わないため気がつきにくくいです。

気付きにくい故に、放置される事が多く、気がついた時にはニキビ跡になることもありますので、注意してください。

 

ストレスや睡眠不足、食生活の乱れなども、アクネ菌やマラセチア真菌を増やす原因になるので、ストレスや睡眠不足、食生活の乱れを起こさない生活を心掛けましょう。

マラセチア真菌による背中ニキビの改善には、抗真菌薬による治療がとても効果的です。

 

 

 

皮脂の過剰分泌・毛穴の詰まり

顔も背中も同じように、皮脂の過剰分泌と毛穴の詰まりがニキビの大きな原因になりますが、背中の皮脂の分泌腺は、顔より大きく皮脂がたくさん出やすい上、うぶ毛が太く生えているため、皮脂が皮膚表面に出にくく、皮脂が詰まりやすくなります。

 

あまり知られていませんが、背中にもTゾーンが存在しており、両肩を結ぶ横ラインと背骨に沿ったT字ラインです。

この部分と肩甲骨付近は、皮脂分泌が盛んなので、ニキビが出来やすい部分なのです。

 

 

日々の生活

大人ニキビと同様に、背中ニキビにもストレスや睡眠不足、食生活の乱れ、紫外線などの影響がでてしまうのが日々の生活です。

日常生活には背中ニキビの原因になる事が多くあります。

 

 

寝汗

人は寝ている間に、コップ一杯程度の汗をかくと言われています。

シーツやパジャマなどは出来るだけ毎日洗濯して、清潔なものを使用するように心がけましょう。。

 

また、身に付ける素材は、綿など肌に優しいものがオススメ。

寝起きにシャワーを浴びるなどして、汗を流すのも効果的です。

 

 

洗濯洗剤・柔軟剤

刺激の強い洗濯洗剤を使ってはいませんか?

柔軟剤など香料の強いものは、肌への刺激が強いものが多いので、身体にブツブツができている場合などには、洗濯洗剤や柔軟剤が背中ニキビの原因になることもあります。

洗剤が、背中ニキビを誘発している可能性もあるので気を付けましょう。

 

シャンプー・リンス

シャンプーやリンスのすすぎが足りないと、頭皮だけではなく背中にもシャンプー剤が残ってしまい、背中ニキビの原因になることがあります。

すすぎは十分に行い、先ほどの洗濯洗剤同様に、刺激が強いものは避けたほうが良いでしょう。

刺激が強いのもを使用する場合は、洗い流しの時にシャンプー剤が背中を流れるので、ニキビの原因になりますので十分に流すように気をつけましょう。

 

 

 

背中ニキビのケア

背中ニキビのケアとして一番オススメなのは、背中ニキビに特化した化粧品を使うこと、そして何より日常生活で注意することです。

 

 

背中ニキビに特化した化粧品

お伝えしてきた通り、背中ニキビの原因は、カビ菌の可能性があります。

また、背中の皮脂腺は大きく、皮脂の分泌量がとても多いので、顔に使うニキビ用化粧品ではなく、背中ニキビに特化した化粧品を使うことをオススメします。

 

 

日常生活の注意点

この様な事に注意するだけで、背中ニキビの改善と予防に繋がります。

 

・ストレスを溜めない

・睡眠不足に気を付ける

・暴飲暴食はしない

・油分の多い日焼け止めは避ける

・パジャマやシーツは清潔にする

・綿の服を着る

・シャワーをこまめに浴びる

・洗剤や柔軟剤は刺激のないものを使用する

・シャンプーやリンスはしっかりと

とても些細なことですが、毎日の積み重ねが予防や改善のカギとなります。

 

 

 

 

いかがでしたか?

気づかないうちに出来て悩むことの多い背中ニキビ。

原因を知って正しいケアを実践すれば、ニキビ跡も残らずにキレイに治すことが出来ます。

 

 

治療薬など、いろいろケアする方法はありますが、まずは日常生活を見直してみてはどうでしょうか。

意外と知らないところに、背中ニキビに繋がる原因が潜んでいるかもしれませんよ。

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