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赤ちゃん衣類のお洗濯!大人とは別が良い理由とは?

赤ちゃんの肌は、大人の皮膚より薄くて、少しの刺激でも肌トラブルを起こしやすいです。

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肌着やベビー服を洗濯する際の洗剤も、気をつけて選ばなければなりません。

 

 

赤ちゃん服の洗濯ポイント

 

界面活性剤が肌に与える影響

一般的な多くの洗濯洗剤には、「界面活性剤」が配合されています。

界面活性剤とは、水と油のように、混じり合わない2つ物質の表面に働きかけ、その性質を変える両者を混じり合わせるようにする物質です。

また、合成界面活性剤とは、化学的につくられた界面活性剤の事です。

 

界面活性剤は高い洗浄力を持ちますが、一方では、人間の肌への影響も問題視されています。

タンパク質を溶かす性質があるので、皮膚を保護している皮脂膜をも溶かしてしまう恐れがあるのです。

そのため、皮膚は水分を保つことができず、肌荒れや肌トラブルにも繋がります。

また、一度肌に触れると浸透しやすく、体内に残留しやすいので、肌のバリアゾーンを破壊し、外部からの異物侵入を防げずに皮膚を傷めてしまうとも言われます。

 

界面活性剤で皮膚の細胞分裂が妨げられ、皮膚の新陳代謝が悪くなり、慢性的な肌荒れ状態になってしまうことも。

更に、体内にとどまる性質があり、人間の体では分解できないので、少しずつ蓄積されて、肝臓など臓器に影響を及ぼしたり、発がん性も懸念されています。

 

 

配合成分をチェック

一般的な洗剤に含まれている添加物には、蛍光増白剤もあります。

白い衣類をより白く見せるための物質です。

しかし、汚れを無色にするのではなくて、黄色みを打ち消すことで、白く見せているだけなので、衣類の色を変色させてしまうこともあります。

この蛍光増白剤は、人によっては皮膚への刺激やアレルギー反応を起こすことがあり、乳幼児用の製品に使用することは控えるようにと言われています。

大人より刺激を受けやすい赤ちゃんの肌を守るためにも、洗剤に配合されている成分はしっかりチェックし、赤ちゃんの肌に優しい洗剤を選ぶように心掛けましょう♪

 

 

 

基本的な洗濯の仕方

赤ちゃんは一日の大半を、家の中で過ごしており、外に出る事の多い大人とでは、服の汚れ方も違います。
洗濯は別々にするのが理想です。

赤ちゃんの衣類の洗濯は、専用の洗剤を使用します。
その際の洗濯の手順は、普段のお洗濯と同じです。

肌着のヒモや縫い目がほつれてしまうと、赤ちゃんの肌に刺激を与えてしまう原因になります。

特に、赤ちゃんの肌に直接触れる肌着は、ネットに入れて洗うようにした方が良いですね。

夏場など、汗や皮脂の分泌が活発な時期には、下洗いすると、汚れが落ちやすくなりますよ!

 

 

うんち汚れ

母乳やミルクだけを飲んでいる新生児期には、水分が多いのでウンチも緩めです。

漏れしまったり、おむつ換えのときに肌着や服についてしまうということもありますよね。

ウンチがついてしまったら、まず水で手洗いをし、出来るだけ汚れを落とします。

ブラシなどでこするのも効果的ですが、生地が傷まないように気をつけてください。

それでも落ちない時には、部分洗い用石けんなどで洗うか、洗剤を溶かした水につけ置きしてから洗濯しましょう。

ウンチ汚れは時間が経つほど落ちにくくなります。

更に、菌が増殖する恐れもあるので、出来る限り早めに落とすようにしましょう。

 

 

母乳・ミルクの汚れ

上手に飲めずにこぼしたり、飲みすぎて口元から溢れてしまったり、ゲップで吐き戻ししてしまったりということもたくさんあります。

母乳やミルク汚れはたんぱく質なので、時間が経つと固まって落ちにくくなってしまいます。

また、熱湯に入れると取れにくくなるので、ぬるま湯に出来るだけ早めにつけて擦り洗いをしましょう。

においが残ってしまったら、重曹を溶かしたぬるま湯に暫くつけて、すすぐとにおいが取れますよ。

 

 

紫外線の殺菌効果

洗濯が終わった後の干し方は、大人用の衣類と変わりません。

天気の良い日に外に干して、日光に当てることが理想です。

紫外線には、殺菌効果があります。

外に干して紫外線を当てることで菌の繁殖を抑えたり、においを防ぐ効果があります。

とくに紫外線が一番強い時間帯(10時~14時)に干すのがオススメです。

曇りの日でも紫外線はありますので、風通しの良いところに干しておくのも効果がありますよ。

干す時には、服と服の感覚を開けて、風通りを良くし、速く乾かすようにすると菌の繁殖を防ぐ事にもなります。

季節によっては、花粉や虫がついてしまう場合もあるので、取り込む際は良く払ってから、チェックして取り込むようにして下さい。

雨の日など、部屋干しをする際は、服同士の間隔を十分に開け、除湿機や扇風機などを使って速く乾かすと、部屋干しのにおいを防げますよ。

 

 

いかがでしたか?

赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので、少しの洗剤残りでも肌荒れを起こしてしまうんですね。

赤ちゃんの服と大人の服は別に洗った方がいいという話は、聞いたことはある人も多いと思いますが、理由がきちんとあるようです(^ ^)

 

更に、大人の衣類に残った洗濯洗剤の成分が付着してしまうということもあるので、別々に収納するほうがオススメですよ(^ ^)

 

せっかく別に洗っても、収納する際に付着しては何の意味もないですからね(・・;)

これを参考に赤ちゃんの衣類の洗濯を見直してみてはどうでしょうか?(^ ^)

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