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赤ちゃんにおしゃぶりは与えない方が良いの?正しい与え方とメリット・デメリット!

2016/10/24

 

赤ちゃんにおしゃぶりは与えない方が良いの?正しい与え方とメリット・デメリット!

 

赤ちゃんに、おしゃぶりをさせるかどうかを迷うママも多いようです。

 

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おしゃぶりを外すのが大変だったという話や、出っ歯になりやすいってホント?などという疑問も良く聞きます。

 

そこで今回は、赤ちゃんのおしゃぶり、その正しい与え方と影響について見ていこうと思います♪

 

おしゃぶりの必要性とその理由

生後1ヶ月になる前から、指しゃぶりを始める赤ちゃんもいます。

 

平均的には、生後2~3ヶ月頃から指しゃぶりを始める赤ちゃんが多いようです。

 

これは赤ちゃんにとって、ごく自然な事で、おっぱいやミルクを飲むために、口に触れたものを吸うという、本能的な反射をする行為が指しゃぶりに繋がっています。

 

お腹が空いた時や、不安な時など、指しゃぶりをすることで安心するようです。

 

 

おしゃぶりのメリット

こまめに洗えば衛生面は安心

初めて子育てをするママの中には、指しゃぶりをする赤ちゃんは、不衛生な気がして心配になる人もいることでしょう。

 

実際、赤ちゃんの指にはたくさん雑菌があります。

 

ハイハイをしたり歩くようになると、雑菌が更に手につくようになりますね。

 

そんな時、指しゃぶりの代わりにおしゃぶりを与えると、衛生面では安心です。

 

指は温かいので、雑菌が繁殖しやすいですが、おしゃぶりは指先ほどではなく、こまめに洗ってあげれば清潔は保てるのです。

 

ママのストレス軽減

赤ちゃんが安心して泣き止むなど、ママにとっては育児ストレスを軽減するグッズでもあるおしゃぶり。

 

また、寝付きの悪い赤ちゃんが、おしゃぶりをすることで、寝付きが良くなるというケースもあるようです。

 

外出先でグズリ始めたとき、母乳やミルクをあげられない状況でも、おしゃぶりを与えて、とりあえず落ち着かせることができるというのも大きなメリットの1つです。

 

 

乳幼児突然死症候群(SIDS)の予防

アメリカ(米国小児科学会AAP)での研究で、おしゃぶりをする赤ちゃんはしていない赤ちゃんに比べて、『乳幼児突然死症候群(SIDS)』での死亡例が、約30%も少なくなるという発表がありました。

そのメカニズムについては分かっていませんが、予防にも繋がるようです。

 

 

おしゃぶりのデメリット

 

歯並びが悪くなる可能性

世間一般に知られているデメリットとして、長時間おしゃぶりをすることで、出っ歯・歯並びが悪くなる・あごの発達に影響があるという報告があります。

 

しかし、これが該当するのは、乳歯が生え揃う2歳半、3歳を過ぎてもおしゃぶりを毎日長時間しているような場合のようです。

 

実際に影響するか心配であれば、小児科に現在の状況を説明して相談することをオススメします。

 

スキンシップが減る

これは特に、年配の人から見た場合、グズっているのにあやさず、おしゃぶりを与えているだけのように見えて、「育児を怠けている」という印象を持たれる事があります。

また、泣くとおしゃぶりを与えてしまうので、スキンシップの機会が減ることにも繋がるようです。

 

卒業のタイミングと注意点

おしゃぶりを使用する時に一番に考えなくてはならないのが『依存症』。

 

依存症になると、乳児を過ぎても取れなくなってしまうケースがあります。

 

おしゃぶりを与える目安は、生後6ヶ月~1歳児まで、それ以降も続けると習慣化してしまうとされています。

 

また、噛み合わせを悪くさせないために、自然におしゃぶりを放すタイミングを見計らって卒業させる方法もあります。

 

止めさせる理想の時期は、ハイハイを始める頃。

 

ハイハイするようになると、自発的に色んな情報や言語を集め始めるので、おしゃぶりをつけたままだと、言葉の習得や感情表現に支障をきたす恐れもあります。

 

上手く付き合う方法

おしゃぶりが習慣化しないように上手に付き合う方法を見てみましょう。

 

生後6ヶ月までは積極的に与える

生後6ヶ月までは、いつでもおしゃぶりを与えてOK。

 

この期間は、赤ちゃんの精神状態を優先して、母乳やミルクはたっぷりと摂って体を作ります。

ミルクを与えた直後にグズる場合は、おしゃぶりをくわえさせてあげましょう。

 

また、飛行機で移動する時など、気圧の変化で耳が痛くならないように、おしゃぶりをくわえさせておくと良いと言われています。

 

泣いている≠おしゃぶり

赤ちゃんが泣いているのは、空腹やストレスだけではなく、ママやパパの温もりがなくて泣いている可能性も考えられます。

 

すぐに、おしゃぶりを与えてしまうと、『自分に構ってくれない』と情緒不安定を招く恐れもありますので、抱っこしたり、あやしたりして、まずは赤ちゃんに向き合いましょう。

 

 

いかがでしたか?

 

新米ママは、特に慣れない育児にストレスが溜まりますし、おしゃぶりを急に取り上げる事は、赤ちゃんにも相当なストレスが溜まる原因になります。

 

おしゃぶりは、メリットもデメリットもありますが、上手な使い方をして、ママも赤ちゃんも笑顔になれると良いですね♪

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