子供もなるってホント⁉ ツラい花粉症の時期到来!その“症状と対策”もご紹介します!
2018/03/03
ツラい花粉症の時期到来
今年も花粉症の人には、つらい時期がやってきました。
花粉症とは、スギなどの花粉(抗原)が原因となって起こるアレルギー疾患の一つ。
体内に花粉が侵入してきた時に、それを排除しようとして起こる『免疫反応』によって出る症状が、代表的な“鼻水、鼻づまり、くしゃみなど”です。
特に、スギ花粉症は冬の終わりから春にかけて、多くの人を悩ませています。
日本では、スギのほかにヒノキ、イネ、ブタクサ、ヨモギなどの約50種類の植物が花粉症を引き起こすと言われています。
薬を飲んでもいまいち・・・という人も多い花粉症ですが、きちんとした対策を知ることで、個人差はありますが症状を緩和することが出来ます。
見ていきましょう♪
花粉症の発症
花粉が体内に入ってきたからと言って、すぐに花粉症になるわけではありません。
アレルギー要因を持った人が花粉を吸い込み、鼻粘膜に付着すると、それに対抗するために「IgE抗体」と呼ばれる抗体を作り出します。
花粉によって抗体は異なるので、潜伏期間にも個人差がありますが、数年から数十年花粉を浴びることで、抗体が十分な量作られるようになります。
この後に再び花粉が入ってくると、くしゃみや鼻水、涙などの花粉症の症状が現れてきます。
つまり花粉症とは、本来体にとって必要な免疫機能がマイナスに働いてしまったものなのです。
アレルギー体質の人が一定量の花粉を吸ってしまうことで発症する花粉症は、人によって発症時期は異なりますが、一定量の花粉を吸えばいつでも誰でも発症してしまう可能性のある症状なのです。
花粉症の症状
『くしゃみ・鼻みず・鼻づまり』この3つが花粉症の“鼻の3大症状”、
『目のかゆみ・充血・涙が出る』の3つが花粉症の“目の3大症状”と言われています。
異物が鼻や目から侵入すると、生体防御反応として、くしゃみや鼻みず、目のかゆみなどが現れますが、アレルギー反応によってそれらが過剰に現れてしまうのが花粉症の症状です。
くしゃみ
異物を外に出そうとする働き。
花粉などのアレルギー性鼻炎では、何度も続けて起こることが特徴です。
鼻水
異物を洗い流そうとする働き。
風の時の粘り気があるものと違って、透明でサラサラとしているのが特徴です。
鼻づまり
鼻の粘膜が腫れて、鼻の通り道が狭くなることで起こります。
他の症状よりも後から起こるのが特徴です。
目のかゆみ
目やまぶたなどに炎症が起きてかゆみが生じます。
目の症状の中で一番悩まされている人が多い症状です。
強くかいたりすると、結膜や角膜を傷つけたり、かゆみが更に増強したりすることがあります。
充血
目の表面に花粉がつくことで結膜炎を起こしている状態。白目の血管が拡張することで赤く見えます。
涙が出る
花粉が目に入ると、アレルギー反応により、目のかゆみとともに涙が出てきます。
目に入ってきた花粉の多くは、この涙によって体外へと洗い流されるのです。
花粉症セルフチェック
あなたの症状は花粉症かも?
簡単な項目でチェックしてみましょう♪
目の痒みがある
さらさらした透明の鼻水が出る
連続したくしゃみが出る
毎年、同じ時期に症状が出る
喉の痒みがある
鼻づまりがある
乾いた咳が出ることがある
微熱がある
症状の出る期間が長めである
あなたはいくつ当てはまりましたか?
チェックのついた項目が多い人ほど花粉症の可能性が高いです。
花粉症だと認めたくないかもしれませんが、一度病院で検査してみたほうが良いかもしれません。
気になる子供の花粉症は次のページで!
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