雑学

腫れて熱を持ったらどうすれば良い?虫刺されの対処法!

2016/09/18

気候のいい秋を迎え、アウトドアや行楽にはとても良い季節になりましたね(*^^*)

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その際に気になる1つが虫刺されです。

 

気が付かないうちに刺されて、気付いたらかゆい。と言う事がほとんどです。

今回は、そんな虫刺され後の腫れや熱を持ってしまった時などの対処法についてご紹介します♪

 

虫刺され対処法

 

腫れて熱をもっている

腫れがあると基本時にかゆみが出ますが、かゆくなって腫れ、腫れが大きくなると熱を持ってしまう事があります。

しかし、刺された部分を掻かないようにしましょう。

掻いてしまうと皮膚が傷いて、そこから雑菌などが入り込んでしまい炎症が悪化してしまう恐れがあります。

刺された部分はどんなに痒くてもかかないように我慢することが大切です。

 

 

患部を冷やす

患部を冷やすことで炎症や熱が抑えられます。

流水で洗い流したり、保冷剤などがあれば患部にタオルなどを巻いて一緒に当てる事も効果的な方法です。

患部が熱を持っているからといって、湿布を貼ってしまうと、湿布に含まれている薬剤が炎症を悪化させる可能性がありますので、貼らないように注意して下さい。

 

抗ヒスタミン剤を塗る

患部を十分に冷やした後には、抗ヒスタミン剤を塗り痒みを抑えるのが良いです。

虫刺されに効く市販薬も沢山あるので、用途に合わせて選んで下さい。

薬を塗ってかゆみが治まったら、患部をなるべく触らないようにしましょう。

どうしても触ってしまいそうな時は、患部を覆うシールなどもあるので、そちらを併用して触らないようにしてみても良いと思います。

一般的な虫刺されならば、この様な対処法でかゆみや腫れは引きますが、時間が経っても腫れが引かない、かゆみが強いなどの場合にはステロイドの薬を塗る事が必要になる可能性があります。

ステロイド薬にも症状によって様々なものがあります。

長期間、症状が続く場合には皮膚科を受診し、医師の診断を受ける事をオススメします。

 

虫刺されの症状・見た目

刺された虫の種類によっても、症状や見た目が異なるのが虫刺されです。

普段刺される可能性の高い虫の種類と、症状の特徴を見てみましょう。

 

特に夏場は、誰しも1度は刺された経験があると思います。

大抵は虫刺され用の市販薬を塗る事でかゆみや腫れは治まります。

蚊には、人の吐き出す二酸化炭素や汗などに近寄る習慣があるといわれています。

夏場はこまめに汗を拭く、シャワーを浴びるなど清潔に保つように心掛けます。

刺された場合、蚊の唾液が皮膚でアレルギー反応を起こし、強い痒みや赤い腫れが起こります。

大抵は短時間で出ますが、1~2日後に炎症が起こる場合もあります。

アレルギー反応が引き起こされた場合には、患部が水ぶくれを起こしてしまう事もあります。

水ぶくれを無理に潰すと汁が出てしまい、他の皮膚に付着すると「とびひ」状態になりますので、潰さないように注意して下さい。

特に子供の場合には注意が必要です。

 

ブヨ

体長3~5ミリ程度の小さな羽虫で、主に渓流や高原、山などに生息しており、小さいので気付かない事がほとんどです。

刺されるというより、皮膚を噛んで引きちぎってしまうので、刺された際に少量の出血と痛みがあります。

半日程度で痒みや腫れが出て、2~3日は刺された箇所が大きく腫れあがって熱を持ったり、患部を中心にむくんでしまい、頭痛や発熱、固いしこりが残る人もいます。

症状は1週間程度続く場合もあります。

 

毛虫

毛虫の毛には毒を持ったものもあり、刺された箇所がヒリヒリし、かゆみが強く現れて赤いブツブツができます。

刺されたら流水で洗い流し、毛を抜き取る事が大事です。

毛を抜き取る場合は患部にテープなどを貼り、毛を抜くようにすると良いでしょう。

大きく腫れあがったりした場合は、早めに医師の診察を受けて下さい。

 

ハチ

特徴は、刺された場所が急激に腫れあがり、激しく痛みます。

通常は短期間で治まりますが、まれに吐き気やじんましんなどのアレルギー反応を起こす事もありますので、注意して下さい。

1回目に刺された際よりも2回目に激しく症状が出る事があります。

蜂に刺されたことで、アナフィラキシーショックというショック症状を起こす場合があります。

呼吸困難、血圧の低下など命の危険にかかわる事がありますので、救急車をすぐに呼びましょう。

蜂の毒は水溶性で、水に溶けます。
刺されたらすぐに水で洗い流して、毒を押し出しましょう。

痛みや腫れが長く続くようであれば、早急に医療機関を受診して、アナフィラキシーの症状が出ないかを確認して下さい。

 

 

子供の虫刺され

子供の場合、虫刺されに気付かず気がついたら赤い腫れがまぶたや手の甲などに出来てしまっていることも多くあります。

泣いている場合には、落ち着かせた上で原因となる虫を見かけなかったか話を聞きましょう。

また、患部を保護するシートを貼っておくと症掻きむしることがないので、症状の悪化を防ぎます。

掻きむしって、かさぶたが出来たり発熱があれば、プールに入ると治りが遅くなるので、やめましょう。

腫れを放置して悪化した場合は、病院に連れて行くしかありません。
初期の対応が重要となりますので注意が必要です。

 

虫刺されを予防するには

虫刺されは腫れ、かゆみ、熱を持つ、痛みなど様々な症状が出ます。

虫の多い場所に行く時には

・長袖、長ズボン

・肌の露出は避ける服装

・虫よけスプレーの使用

・虫よけの蚊取り線香などを焚く

・黒い服の着用は控える(蜂が寄って来るのを防ぐ)

自分で少し気を付けるだけで、虫刺されは防ぐ事が可能になります。

アウトドアの際には特に気をつけましょう。

 

 

虫刺されは放置せずに、早めに処置や治療を行った方が良いでしょう。

命に別状がないからと放置して、掻きむしってしまうと肌に跡が残ったり、変色したり、酷いときは膿を持ってしまうこともありますので注意して下さい。

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